リリース

「GENSHI Voice」ベータ版を公開
― Chrome拡張機能とデスクトップアプリ(Windows / Mac)を追加

音声認識「GENSHI Voice」のベータ版を、2026年7月1日に公開しました。これまで中心だった API・SDK に、Chrome拡張機能と Windows / Mac 向けのデスクトップアプリが加わりました。ブラウザでも手元のPCでも、専門用語に強い文字起こしが使えます。あわせて、一緒に使ってくださる医療機関の募集と、機能要望の受付を始めます。

診察室で医師と高齢の患者が話し、その会話がリアルタイムで字幕表示されている GENSHI Voice の画面
診察のやりとりを、その場で文字に。GENSHI Voice のリアルタイム字幕(実際の画面)

株式会社GENSHI AI(本社:東京都千代田区、代表取締役:長嶋 大地、以下「GENSHI AI」)は、専門用語に強い音声認識「GENSHI Voice」のベータ版を2026年7月1日に公開しました。これまで API・SDK での提供が中心でしたが、今回あらたに Chrome 拡張機能と、Windows / Mac 向けのデスクトップアプリを用意しました。開発なしで、登録してすぐに使えます。

これまでとの違い

これまでの GENSHI Voice を使うには、自社のシステムに組み込む開発が必要でした。現場の人がまず手元で試す、という使い方はできませんでした。

ベータ版は、登録してアプリを入れれば動きます。ブラウザの入力欄、Web会議、毎日ひらく業務アプリ。カーソルのある場所に、話した言葉がそのまま文字になります。カルテやメモ、メールの下書きを、キーボードの代わりに声で進められます。

3つの使い方

使い方は3つ。用途で選べます。すでに組んでいる API 連携は、そのまま残ります。

Chrome 拡張機能

ブラウザの上ならどこでも使えます。ブラウザ版の電子カルテ、問診メモ、メールの返信など、カーソルのある場所にそのまま文字を入れられます。拡張機能を入れるだけで、普段のブラウザ作業の流れを変えずに使えます。

デスクトップアプリ(Windows / Mac)

PC全体で使えます。会議の議事メモ、口述での下書き、対面のやりとりのリアルタイム字幕など、ブラウザの外でも文字起こしできます。Windows と Mac のどちらにも対応します。

ビデオ会議中の発言が、日本語と英語のリアルタイム字幕で表示されている GENSHI Voice デスクトップアプリの画面
デスクトップアプリのリアルタイム字幕。会議の発言を、日本語と英語で同時に表示できる(実際の画面)

API・SDK

これまで通り、Python / JavaScript / ブラウザ から自社システムに組み込めます。バッチ処理と、リアルタイムのストリーミングのどちらにも対応します。

デスクに並ぶノートPC、外部モニタ、スマートフォン。Windows・Mac・ブラウザのどこでも使えることを表すイメージ
Windows / Mac のデスクトップアプリ、Chrome 拡張機能、API。同じ音声認識を、環境にあわせて使い分けられる(イメージ)

専門用語への対応とセキュリティ

GENSHI Voice は、医療・法務・金融の専門用語をAIが文脈から補正します。一般的な音声認識では崩れやすい薬剤名や病名、専門的な言い回しも、プリセットの辞書と、組織ごとに登録できるカスタム辞書で拾います。

医療機関で使うときに気になるのが、データの扱いです。GENSHI Voice には、処理を国内で完結させる Secure オプションがあり、3省2ガイドラインに沿った運用ができます。音声データは処理のあとに消し、モデルの学習には使いません。

料金と無料枠

登録するだけで、約3時間ぶんを無料で試せます。クレジットカードの登録は要りません。まず自分の業務で使えそうか、手元で確かめられます。

その先は、使った分だけの従量課金で、1時間あたり ¥20 から。月額プランは ¥1,980 から用意しています。専門用語に対応した音声認識としては、大手のおよそ半額を目安にしています。

登録と無料お試しは voice.genshi.ai から始められます。

連携医療機関の募集

あわせて、GENSHI Voice を一緒に使ってくださる医療機関を募集します。病院、訪問診療、クリニック、介護施設など、現場は問いません。

実際の業務で使ってもらいながら、それぞれの現場に合う形に整えていきたいと考えています。専門用語の辞書づくりや、既存システムとのつなぎ込みも、使いながら相談させてください。

和室の低い机で、介護職の女性と高齢の女性がノートPCを挟んで話す訪問診療・在宅ケアのイメージ
病院からクリニック、訪問診療、介護施設まで。
現場で一緒に使ってくださる医療機関を募集します(イメージ)

ご関心のある医療機関は、お問い合わせフォームからご連絡ください。

機能要望の受付

ベータ版として、機能や改善の要望を受け付けます。使ってみて気づいた「ここがこうだと使いやすい」という声を、優先度をつけて反映していきます。

要望は、アプリ内の窓口か、お問い合わせフォームから送れます。

代表コメント

代表取締役 長嶋 大地

音声認識そのものは、珍しいものではありません。
しかし、医療現場で実際に使おうとすると、外部にデータを出せないのはもちろん、医療用語の認識精度が弱かったりします。
GENSHI Voice はこれらの問題を真正面から解決できるよう実装しました。

今回のベータ版では、開発者だけでなく、一般の方が簡単に使えるよう、ブラウザやデスクトップアプリを開発しました。
まだ足りないところは多いと思いますが、現場で使ってくださる方の声を聞きながら、改善していければと思うので、ぜひご要望をいただけますと幸いです。

今後について

GENSHI Voice はベータ版です。使い方や料金は、これから変わることがあります。まずは医療の現場で使ってもらい、専門用語や運用のかたちを一緒に固めていきます。あわせて、法務・金融の現場でも試していく予定です。

ベータ版 提供概要
プロダクト名
GENSHI Voice(ベータ版)
公開日
2026年7月1日
提供形態
Chrome 拡張機能 / デスクトップアプリ(Windows・Mac)/ API・SDK
無料枠
登録で約3時間ぶん(クレジットカード不要)
料金
従量 1時間 ¥20〜 / 月額 ¥1,980〜
対応領域
医療・法務・金融の専門用語
セキュリティ
国内データ完結(Secure)オプション、3省2ガイドラインに沿った運用
医療機関の募集
病院・訪問診療・クリニック・介護施設 ほか(お問い合わせより)
URL
https://voice.genshi.ai ↗

株式会社 GENSHI AI について

GENSHI AI は、医師×エンジニアによる医療AI企業です。3省2ガイドライン完全準拠のセキュアな環境で、Clinical AI・医療AIモデル開発・企業向けAIソリューションを提供しています。

会社名
株式会社 GENSHI AI(GENSHI AI Inc.)
代表者
代表取締役 長嶋 大地(医師 / 元スタートアップ CTO)
所在地
〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町 1 番地 6-16 ヤマトビル 405
事業内容
医療AI開発(Clinical AI)、医療AIモデル開発受託、企業向けAIソリューション
主要プロダクト
GENSHI Voice(専門用語に強い音声認識)/ MedLocal(完全オフライン医療特化ローカル LLM)
公式サイト
https://genshi.ai